ビットコインが長期的に「買い」である理由 その5

長期的に買いである理由

こんにちは。

今回は、ビットコインの価格が長期的に上昇していくと思われる理由の「その5」についてお話ししたいと思います(その1~4はこちら)。

 

機関投資家や企業が買い始めている

現在(2020年末)のビットコイン価格は、2017年末の仮想通貨バブル時の価格を超えてきていて、「バブルなんじゃないか?」と心配されていますが、現在の状況と2017年の状況を比べると違っているところがあります。

それはビットコインを買っている人たちの属性です。

2017年は、主に個人の投資家(素人しろうとも多い)がビットコインを買っていました。

一方、2020年現在は、企業や機関投資家たちが徐々に買い始めています(もちろん個人で買っている人もたくさんいますが)。

ここが大きな違いです。

※ 機関投資家:一般の人たちからお金を集めて(預かって)、それを運用している人たち(機関、組織など)です。多額の資金を取り扱っています。

2017年には、大きな企業や機関投資家が買うケースというのはほとんどありませんでしたが、現在は(主にアメリカの)企業や機関投資家からの関心が高まっています。

たとえば、アメリカのスクエア社やマイクロストラテジー社がビットコインを大量購入したことや、決済大手のペイパルが仮想通貨決済サービスを開始するという発表が話題になりました。

他にも、数々の(主にアメリカの)企業が、ビットコインを買い始めていたり、買いを検討しているようです。

今後もこの傾向はさらに高まっていくと予想されます。

2017年の仮想通貨バブルで痛い思いをした方たちや、それをニュースで眺めていた投資素人の方たちは、現在の状況を「2017年のバブルの再来」とみて、白い目で眺めているというのが現在の状態です。

企業や機関投資家が買い始めているというのはどういうことを意味するのか?

これは「投資のプロたち」がビットコインを買い始めているということです。

企業所属の経済・投資のベテランや、投資(トレード)というものを職業にしている機関投資家たちに、ビットコインは「優れた投資対象」だと評価され始めているということです。

投資のプロたちが、自身のポートフォリオにビットコインも加え始めていて、その流れは今後も加速していくと予想されます。

「ポートフォリオ」というのは、たとえるなら、買い物かごみたいなものですね。

ビットコインを自分の買い物かごに入れているような状態です。

(こんな変なたとえをしているのは私だけかも知れません。あくまで身近なもので分かりやすく説明しているだけですので…。本当は「組み合わせ」とか「資産構成」って言うんでしょうかね?)

2017年と2020年の状況をスーパーマーケットでの買い物にたとえると、こんな感じです。

2017年は

「ビットコインお得だよー!早く買わないと売り切れちゃうよー!」

とスーパーの店員さんが店頭販売していて、それに投資素人の主婦たちがむらがっている状態でした。

その群集ぐんしゅうを見て、新たな投資素人主婦たちが

「何この行列!気になるわ!」

と次々と行列を作っていました。

その一方、投資のプロの主婦たちはそれを遠くから冷静に眺めているという状態です。

では、2020年は?と言うと、

今度は投資のプロの主婦たちがスーパーに来て商品を選んでいます。

商品だなに、たとえば「金・銀・ドル・ビットコイン…」といろいろ商品が並んでいて、

「金を買っておきましょう」

「銀も一応少し買っておこうかしら」

「ドルは…(インフレ懸念で)いらないわ」

「あらビットコインも売ってるわね。ビットコインも(将来を考えて)少し買っておこうかしら」

とプロの主婦たちが次々とビットコインを自分の買い物かご(ポートフォリオ)に入れている状態なんです。

そして今度は素人の主婦たちが、それを遠くから白い目で眺めています。

「やーねー、あの人たちビットコインなんて買ってるわ」

「2017年のバブルを知らないのかしら、かわいそうね」

「ビットコインなんて詐欺さぎ商品なのに…きっと2017年のバブルを経験していない人たちね」

と言いながら。

今はそんな感じなんです。

 

プロの投資家たちに注目される理由

プロの投資家たちがビットコインに注目している理由はいろいろありますが、(私が個人的に思う)一番の理由は「法定通貨(ドル、円など)のインフレ回避」でしょうか(もちろん他にも理由はあるでしょう)。

その3」で少し説明しましたが、現在、法定通貨はコロナ不況を乗り切るために、じゃぶじゃぶに供給されています。

お札がどんどんられて、世の中に供給されている状態なんです。

「その3」で説明した通り、「価値(値段)は供給量に反比例する」ので、じゃぶじゃぶ供給されればされるほど、法定通貨の価値は下がっていきます。

しかし、世界全体の法定通貨の価値が同時に下がってきているので、「ドルに対して円の価値が下がる」「ドルの価値がどこどこの国に対して下がっている」といったようなことではありません(もちろん、日々の為替かわせ変動程度の変化はありますが)。

なので、たとえば輸入物価が大幅に上がっているというわけでもないので、気付きにくいんですね。

日本円で普通に生活しているだけだと、特に目立つ変化もないでしょうから、大半の方たちは気付かないでしょう。

ジンバブエドルのようにインフレがひどければ(ハイパーインフレ)、さすがに一般の人も

「ちょっとおかしいんじゃないのか?」

と気付くでしょうが、今の日本や他の国々はハイパーインフレにもなっていないので、一般人が気付けるレベルではないんです。

ちなみに、現在の日本(や他の先進諸国)がハイパーインフレになることは、ほぼないと言っていいと思います…(私個人の考えです)。

ところで、「ゆでガエル」のお話をご存じでしょうか?

カエルは、いきなり熱湯に入れると、熱くて湯から飛び出してしまうのですが、

まず水に入れてから、その水をゆっくり温めていくと、カエルは水温が上がっていることに気付くことなく、やがて沸騰して死んでしまうそうです。

今はその「ゆでガエル状態」だと言えると思います。

ハイパーインフレのような強烈なものが来ているわけではなく、法定通貨の価値がゆっくり下がってきていて、しかも世界的に同時に起こっているため、他国と比較できるわけでもないので、気付きにくいんですね。

たとえるなら

法定通貨という島」が沈降ちんこうしてどんどん沈んでいっている(あるいはこれから沈んでいく)状態です。

ビットコインや金という島」が隆起りゅうきしていって、高くなっているわけではないんです。

※隆起:陸地が海水面に対して上昇していく地殻現象。沈降はその逆。

法定通貨という島にいる住人から見ると、ビットコインという島がどんどん高くなっているように感じ、

「ビットコイン島の人たち、バブルだよ。大丈夫か?」

「そんなに隆起していったら、いつか島が崩れるよ?」

と心配しているのかも知れませんが、

ビットコイン島の住人から見れば、法定通貨島がどんどん沈んでいっている状態なので、

「大丈夫かい?そのままじゃ海に沈んじゃうよ?」

と、逆に法定通貨を持っている人たちを心配しているような状態なんです。

この場合、どちらか一方からしか見ていなければ、どちらの島が上がっているのか沈んでいるのか正しく分からず、遠くから両方の島を観察しなければ正しい答えが分かりません。

ここで、法定通貨島にいるプロの投資家たちは、どっちの島が上がっているのか沈んでいるのか分かっているので、ビットコイン島に逃げて来ているんです。

別にプロの投資家でなくても、一般人でも少し勉強すればこの状況は分かるんですが、

「今のビットコイン相場はバブルだ!」

と言っている方たちは、詳しく調べもせず、仮想通貨は「詐欺・いかがわしいもの」と決めつけて判断しているだけです。

この場合、「遠くから両方の島を観察する」というのは、客観的なデータにもとづいて判断するということですね。

ビットコインに対する「感情」とか「思い込み(偏見へんけん)」で判断するのではなく、しっかり調べて、「データや客観的な根拠こんきょ」を基に判断するべきです。

そうすれば、どちらの島が危険なのか?分かるはずです。

もうひとつ、プロたちが参入してきた理由としては、「ビットコインが徐々に認められてきた」ということも挙げられると思います。

少し前までは、ビットコインは世間一般から「詐欺のたぐい」だと思われていて、イメージがとても悪かったです。

機関投資家というのは、お客さんから集めた大切なお金を運用しているので、そのお金でビットコインを買おうものなら、お客さんから

「ビットコインなんて、そんないかがわしいものを買うんじゃない!」

と怒られてしまうわけです。

あるいは、大企業が買うとなると、

「あそこの企業、ビットコインなんて買ってるよ」

とうわさになり、企業イメージが悪くなるわけです。

なので、今まで買い渋っていたのではないか?というのもあるかも知れません。

しかし現在は、徐々にビットコインのイメージが変わってきています。

特に若い世代を中心に、ビットコインに対していいイメージをいだく人が多くなってきたので、一昔ひとむかし前のように周りを気にして買い渋るということなく、

堂々と、ビットコインを買えるように(買った事を公表できるように)なってきました(それでもまだまだビットコインを変な目で見ている人たちは多いんですけど…)。

ビットコインのイメージは今後もどんどん良くなっていくでしょう。

時が進めば進むほど上の世代は引退し、若い世代に交代していくわけですから。

ビットコインのイメージが完全に良くなっていけば、企業や機関投資家が、思い切ってビットコインを買いあさってくることでしょう。

 

まだ伸びしろが十分にある

2020年12月の世界全体の株式の時価総額は、およそ1京円(100兆ドル)です。

よくビットコインと比較される「金」の時価総額は、約1000兆円です。

それに比べ仮想通貨の時価総額は、約60兆円です(うちビットコインは約40兆円)。

現在ある主要な金融商品と比べ、仮想通貨やビットコインの時価総額はこれだけ低いのです。

株式の1%でも仮想通貨市場に資金が入ってくれば、それだけで時価総額が2.5倍になります。

※ 時価総額の計算式は「発行枚数×価格」であり、現在のビットコインは発行上限の88%以上が発行済みですので、単純に(ビットコインは)時価総額が2.5倍になるということは、価格が2.5倍になると言っているのと同じようなものです。他の仮想通貨(アルトコイン)は、発行枚数が決まっていないものとかもあるので、単純に「時価総額の伸び=価格の伸び」とも言えないんですけど。

そのくらい今のビットコインの価格(時価総額)は安いんです。

伸びしろが十分にあります。

「株式の1%が流入しただけでも時価総額が2.5倍になる」

これがどれだけすごいことなのか?

単純に、株を持っている人(平均して)100人中1人でも

「株よりこれからはビットコインだよね」

となり、全額を株からビットコインに移してくれるだけで、価格が2.5倍になる…

あるいは、株を持っている人10人中1人の割合の人が、

「ビットコインちょっと興味あるから、株に投資していた資産の1割だけでもビットコイン投資に変えてみようかな?」

と思う人が出てくるだけで、今の価格(1ビットコイン=230万円)の2.5倍になるということです。

株や(外国為替の)FXをやっている方たちは、潜在せんざい的な仮想通貨購入者でもあります。

投資慣れしているので、「投資というものに抵抗がない」ですし、何かのきっかけさえあれば、

「今まで株やFXばかりやっていたけど、これからは仮想通貨というものも少しやってみようかなー」

と思う人が出てき始め、すぐに資金が流入してくる可能性は十分あります。

株と(為替の)FXと仮想通貨は親戚しんせきみたいなものです。

FXをやったことがある人は

「株もやったことがあるよ」

という人もそれなりにいるでしょうし、株をやっている人は

「FXは、やったことないけど興味はある」

みたいな人もいるでしょう。

お互い、けっこう似ている部分も多いので。

チャートとか、ローソク足とか、未来を予想して値が上がれば儲かる、下がれば損するというのがそっくりですから。

そういう意味で、仮想通貨も株やFXとそっくりな所がたくさんあります。

なので、株式から1%くらいの資金流入は十分あり得るでしょう。

それどころか将来的には株から10~20%位の資金流入、FXやコモディティ分野からも1割以上の資金流入というのも十分あると思います。

※ コモディティ:金、銀、プラチナ、原油などの投資商品

他の金融商品からのマネーが(長い月日をかけてですが、)流入してくれば、ビットコイン価格は今の価格からは信じられないくらい上昇するでしょう。

現値の1ビットコイン=約230万円は史上最高値なので、「過去の歴史(値段)を見て」高いと思ってします。

だから売りたくなるし、バブルだとも思ってしまいます。

しかし、10年後にたとえば1ビットコイン=2000万円になっていたとしたら、

「今の230万円なんて激安じゃないか!」

と思うものです。

株や為替のように何十年も歴史があるようなものだと、過去の値段から

「今1ドル○○円だから、円高だな?」

とか考え、

「これ以上の円高はもう進まないだろう」

「今が天井(底)だろう」

とある程度判断できるかも知れませんが、

ビットコインなんてまだ誕生して10年ちょっとです。

これから伸びる余地があるものに、過去の値段と比較してもあまり意味がありません。

過去の値段などあてにせず、「これから伸びるかどうか」だけを考えましょう。

 

まとめ

1.現在(2020年12月)のビットコインは、機関投資家や企業が徐々に買い始め、値段が上がってきています。

ここが2017年の仮想通貨バブル時と大きく違っているところです。

投資のプロたちに「ビットコインは、しっかりとした投資商品だ」として認められ始めています。

2.「法定通貨の価値が下がっている(これから下がっていく)」と気付いている人たちがビットコインを買い始めています。

ビットコインの価値が上がっているのではなく、法定通貨の価値が下がっているのです。

さらに、最近はビットコインに対するイメージも少しずつ良くなってきています。

イメージが良くなっていくと、機関投資家や大企業が本格的に参入してきて、ビットコインを大量に買い漁ってくるでしょう。

3.ビットコインには、まだまだ伸びしろがあります。

他の金融商品からマネーが少し入ってくるだけでも、価格は何倍にもなります。

きっかけさえあれば、他からマネーが大量に入ってくる可能性が十分あります。

ビットコインは誕生からの歴史が浅く、これから伸びる余地もあるので、過去の値段と比較して「今がバブルだ、天井だ」と判断することは間違っているでしょう。

過去の値段ではなく、「これから伸びるかどうか」だけを考えるべきです。

 

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